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VR-RD790【2024年12月発売予定】

音声認識エンジン「Ruby Dictation」搭載
通話録音+音声認識の一体化で導入コストを低減

音声認識機能搭載 通話録音装置

VR-RD790【2024年12月発売予定】

  • 音声認識エンジンを「Ruby Dictation」に変更した新モデル
  • 通話内容を音声+テキストで検索
  • AI/CRM/テキストマイニングなど外部システムとの連携可能

※「Ruby Dictation」は、技術評価国際イベント等で世界的に高い評価を受けている音声認識エンジンです。
※「Ruby Dictation」は、株式会社日立ソリューションズ・テクノロジーの登録商標です。

主な特長

永久ライセンスの高性能の音声認識エンジンを採用

  • 株式会社日立ソリューションズ・テクノロジーの音声認識エンジン「Ruby Dictation」を標準搭載。
  • 音声認識エンジンのライセンスは初回費用のみで、従量課金制などのランニングコストが不要。
  • 通話録音した音声データを自動で全文テキスト化することで、「音声データ」と「テキストデータ」どちらにもアクセスでき、音声の分析・活用を強力にサポートします。
  • 単語リストとして「変換する単語」と「類似単語」を登録することにより、音声認識時に類似単語を任意の文字に自動変換できます。
言語モデル機能
  • 業界特有の用語を含むテキストデータを登録することで、認識率の向上を図ることができます。
追加辞書機能
  • 会社名、製品名、業界用語などの単語を登録することで、認識率の向上を図ることができます。
選択テキスト化機能
  • すべての通話をテキスト化する必要が無く、目的の通話のみ迅速にテキスト化したい場合は、必要な通話を選択して任意にテキスト化することができます。テキスト化する音声データ量を絞ることで、音声認識エンジンのライセンス数を抑えることもできます。

※音声認識のテキスト化は「全文テキスト化」と「選択テキスト化」のいずれかの選択となります。

音声認識について

音声認識とは、人間が話した声を解析し文字(テキスト)に変換する技術です。

アドバイザリーサービス
(オプション)

更なる認識精度の向上として、ご利用される通話内容に対応した言語モデルを当社が作成するオプションサービスです。

通話内容を音声とテキストで確認

検索機能
  • 日時指定、電話番号などの通話情報、録音時に付加される情報などを指定し的確な絞り込みができます。
  • あらかじめ設定した「NGワード」「必須ワード」や、任意で入力できる「フリーワード」などのテキスト情報を検索条件に指定することで、通話内容による絞り込みができます。

▼検索画面例

※「オペレータID」「オペレータ名・内線名」「内線番号」「オペレータグループID」での検索は、PBX連携モデルのみ対応

再生機能
  • NGワード/必須ワード/フリーワードのテキストを指定して検索した場合、キーワードが強調表示され発話した箇所が可視化されます。
  • テキストを確認しながらの音声再生、認識結果のテキスト編集、指定した通話のテキスト出力(CSV形式)などが可能です。
  • 1通話のテキスト全てを表示・コピーできる「テキストコピー」機能により、認識結果のテキストを簡単操作で活用できます。
  • 「はい」「はいはい」「あぁ」などのあいづちを除去できる「ケバ取り」に対応、あいづちにより見づらい応対内容を⾒やすく表示できます。
  • テキスト表示されるアラビア数字を「*」に自動変換してマスキングすることができます。お客様の口座番号や電話番号などの個人情報を、テキストに残さないようにできます。

▼再生画面例

辞書セルフメンテナンス機能
  • 再生画面上でテキストの誤認識を編集して、言語モデルへそのまま追加登録ができます。簡単に音声認識エンジンのメンテナンスができ、認識率の向上を図ることができます。
集計機能
  • 指定した条件で通話データを集計でき、集計結果の画面表示から通話トラフィックの分析が容易に行えます。
  • 集計結果は、CSV形式でデータ出力できます。

応対品質診断でオペレータ教育に活用

  • 「発話品質スコア」「発話率」「話速」「かぶり回数」「あいづち回数」「NGワード数」「必須ワード数」といった診断項目を、通話ごとに数値化することができます。
  • 指定する内線番号やオペレータID毎に、応対品質の合計値や平均値を解析画面として表示でき、評価や教育にご利用いただけます。
    ※PBX連携モデルのみ対応
  • 解析結果は、CSV形式でデータ出力できます。

音声認識ソリューション紹介動画【応対品質診断機能】

▼解析画面例

▼診断項目

※左右にフリックしてご覧いただけます。
診断項目 観点 表示範囲
発話品質スコア お客様が聞き取りやすい話し方をしているか、数値で表示します。(滑舌がしっかりしている、声量が適正など) 表示範囲:0〜5.0
推奨値:4.0以上
発話率 オペレータが一方的に話しているのか、お客様が話を聞いているだけになっているのか割合を数値で表示します。 表示範囲:0〜100%
計算式:送話時間÷(送話時間+受話時間)
話速 適正なスピードで話をしているのか、数値で表示します。 表示内容:***文字/分
送話の発話した1分平均の文字数(平均)
推奨値:300文字
かぶり回数 お客様が話しているのに上からかぶせて話していないか、回数で表示します。 **.**回
1分あたりの平均回数
あいづち回数 適切なあいづち回数で会話ができているか、回数で表示します。 **.**回
1分あたりの平均回数
NG/必須ワード数 問題のある発話をしていないか、必須ワードが話せているか、回数で表示します。 1通話あたりの回数

※送話側の発話が対象となります。受話側(お客様)の発話は対象外となります。

Webブラウザで検索・再生

  • 検索・再生はWebブラウザで操作ができます。別途ライセンスの必要はありません。

Web APIでの外部システム連携

  • 外部システムからWeb APIを実行することでCRM画面などから容易に抽出したい通話の音声再生、テキスト表示ができます。
  • 連携するCRMシステムへの実装が容易で、開発期間を短縮でき構築コストを低減することができます。

AIなど各種システム連携に対応

  • 通話録音された音声ファイルの「通話データ」とテキスト変換された「テキストデータ」を定刻にCSV 形式のファイルとして指定した「ローカルの共有フォルダ(最大20日間保存)」または「任意の共有フォルダ」に自動保存することができます。
  • AIやCRM、テキストマイニングなど様々なソリューションとの連携が可能。膨大な電話応対内容の通話データ・テキストデータをVOC活用・チャットボットのシナリオ作成・FAQ作成支援システムなどに利用することで、業務効率化を強力にバックアップします。

▼外部システムとの連携イメージ

4Uサイズに最大96ch

  • 本体4Uに最大96ch収容ができます。
  • PRI/BRI/アナログ回線を混在で接続することができます。
    ※VR-RD790P RモデルのみPRIラインボードが収容できます。
    ※アナログ回線/受話器接続の場合は、モノラル録音のため音声認識機能のご利用は推奨しておりません。

HDDに長時間録音

  • 最高音質ステレオ形式で約3万時間ハードディスクに録音できます。
    ※音声認識機能のご利用はステレオ録音および最高音質の保存形式でのご利用を推奨します。
  • 録音を記録するハードディスクは二重化で信頼性を追求。

▼製品種別表

※左右にフリックしてご覧いただけます。
  バックアップ
ドライブ
ハードディスク ラインボード
PRI BRI アナログ
VR-RD790 R 二重化
VR-RD790P R 二重化

送受話分離のステレオ録音(PRI/BRI)

  • 音声の確認はオペレータの声、相手の声のみの再生ができます。
  • ステレオ録音によりテキスト化の精度が向上できます。

▼録音・保存形式による最大録音時間

※左右にフリックしてご覧いただけます。
  標準(8kHz2bit) 高音質(8kHz4bit) 最高音質(8kHz8bit)
ステレオ 120,000時間 60,000時間 30,000時間
モノラル 240,000時間 120,000時間 60,000時間

※PRI/BRI回線で対応

音声データのバックアップに対応

  • 音声データの自動バックアップに対応。バックアップはブルーレイ・DVD-RAMが使用できます。
    ※音声認識結果は保存できません。

▼録音・保存形式による最大録音時間

※左右にフリックしてご覧いただけます。
メディア 容量
標準モノラル 最高音質ステレオ
ブルーレイディスク(BD-RE 25GB 推奨品) 3,000時間 375時間
DVD-RAMディスク(4.7GB) 570時間 71時間

通話モニター/通話状態監視に対応

  • 本体操作、またはLAN再生ソフトVR-LS700RD(別売)により、通話モニターに対応。また、通話状態をアイコンでリアルタイム表示できます。
  • 通話履歴のデータ出力(CSV形式)に対応、トラフィック管理に利用できます。

セキュリティ機能充実

  • Windowsのドライブ暗号化機能によるHDDの暗号化に対応(BitLocker/出荷時オプション)。音声データ管理のセキュリティを向上できます。
    ※装置起動時にBitLockerキー(別売品)が必要
  • 再生操作・音声管理・システム設定など運用に合わせたセキュリティ機能が充実しています。

パスワードによる制限ができる操作

・自動ログアウト時間の設定
・ユーザーIDの有効期間の設定
・録音を削除する操作
・同時モニターをする操作
・システム設定をする操作
・バックアップ用メディアを交換する操作 ほか

各社交換機と連携して内線情報を取得【VR-RD790 PBX連携シリーズ】

  • 交換機より内線情報等を取得する機能が搭載されており、個別のプログラム開発が不要。低コスト・短時間での導入を実現できます。
  • オペレータ名などの内線情報を取得、より絞り込んだ検索・再生が可能です。

※対応メーカーや対象交換機などの詳細は当社支店(出張所)営業所へお問い合わせください。

▼システムイメージ

システムイメージ

主な仕様

回線種別 VR-RD790 R :BRI/アナログ ※混在収容可能
VR-RD790P R :PRI/BRI/アナログ ※混在収容可能
起動方式 受話器上げ検出 ※PRI/BRIはDch情報による起動
音声検出 ※アナログラインボードのみ
外部制御 ※アナログラインボードのみ
録音 録音ch数 最大96ch
録音媒体 HDD(RAID1)
録音形式 標準(モノラル/ステレオ):G.726 8kHz 2bit
高音質(モノラル/ステレオ):G.726 8kHz 4bit
最高音質(モノラル/ステレオ):G.711 μ-law
録音時間 最高音質ステレオ:約30,000時間 ※推奨
標準モノラル:約240,000時間
録音件数 最大350万件
送受話分離 ●(PRI/BRI)
バックアップ(時間)
※VR-RD790S/RD790PS除く
ブルーレイディスク/BD-RE 25GB ※推奨品
(標準モノラル:約3,000時間/最高音質ステレオ:約375時間)
DVD-RAMディスク
(標準モノラル:約570時間/最高音質ステレオ:約71時間)
クライアント クライアントソフト LAN再生ソフト VR-LS700RD ※別売品
クライアントOS ※1/2 Windows 11 / 10 日本語版
対応ブラウザ ※2/3/4 Google Chrome
Microsoft Edge※5
通話モニター 本体操作、LAN再生ソフトVR-LS700RD
音声認識エンジン Ruby Dictation(対応言語:日本語)
> 株式会社日立ソリューションズ・テクノロジー「Ruby Dictation」(外部リンク)
RDライセンス 最大:2(初期:1)
時刻修正機能 外部接点/SNTP
OS Windows 10 IoT Enterprise LTSC
環境条件 動作時 温度条件 5~40℃、 湿度条件 20~85% 結露なきこと
保管時 温度条件 -10~50℃、 湿度条件 20~85% 結露なきこと
VCCI クラスA
RoHS指令 適合
電源及び消費電力 100V±10V 最大200W
寸法(幅×奥行×高さ) 429×500×177mm(ゴム足含まず)高さ4U
質量 約19kg
検索 ※6/7 フリーワード/NGワード/必須ワード、フリーワード/NGワード/必須ワードの送受話選択、日時指定、相手先番号、自番号、発着信区別、通話時間、表示名、再生フラグ、メモ、分類、オペレータID※8、オペレータ名※8、内線番号※8、内線名※8、グループID※8
再生 ※6 送受話分離、リピート、メモの追加、分類設定、WAVコピー、テキスト表示、テキスト出力、テキスト編集、選択テキスト化、言語モデルへ追加
音声認識処理 全文テキスト化(通話終了後に随時)、選択テキスト化
解析・集計 解析:各件数、各時間/集計:各件数、各時間、発生ワード
HDD暗号化 BitLocker ※出荷時オプション/BitLockerキー(別売品)が必要
セキュリティ ユーザーID/パスワード ※IDパスワード毎に操作権限を設定可
アラーム通知 画面表示、外部端子、アラーム音、メール送信、SNMPトラップ、アラーム監視ソフト
通話データ 通話データ転送機能
自動テキスト保存 毎日5:00にHDDへ保存(Local)、毎日6:00に外部サーバの共有フォルダへ保存(Remote)

※1 Windows 11/10のSモードおよびARM版Windows 11/10は対象外です
※2 メーカーサポートが終了しているバージョンのOS、Webブラウザ、およびアプリケーションは対象外です
※3 JavaScriptが動作する環境で使用してください
※4 同一のクライアントPCにおいて、異なる種類のWebブラウザを同時に使用すると正常に動作しません
※5 Chromium版のみ対応
※6 VR-LS700RDはバックアップメディア(音声)の検索・再生のみ対応
※7 通話録音装置の接続回線・接続方式により使用できない場合があります
※8 PBX連携モデルで録音したデータのみ対応

※ 製品の仕様は予告なく変更することがあります。※ 記載の社名・商品名は各社の商標または登録商標です。

別売品

PRIラインボード(INS1500回線用)
VR-700-D24

1回線(23ch)を収容できます。(最大収容枚数:4枚〈92ch〉)
※送受話分離録音(ステレオ録音)可能

BRIラインボード(INS64回線用)
VR-700-D4

2回線(4ch)を収容できます。(最大収容枚数:12枚〈48ch〉)
※送受話分離録音(ステレオ録音)可能

アナログラインボード
VR-700-A8

8回線を収容できます。(最大収容枚数:12枚〈96ch〉)
※電圧起動、音声起動、外部起動をch毎に設定可能

LAN再生ソフト
VR-LS700RD(10クライアント)

Windowsパソコンからバックアップメディアの検索再生・通話モニターができます。

RDライセンス
RD-HTEL-1

RDライセンスを最大1つ追加することができます。

BitLockerキー
BLK-USB

Windowsのドライブ暗号化機能により、HDDを暗号化できます(BitLocker/出荷時オプション)。
装置起動時にBitLockerキーが必要になります。

17インチTFTモニタ
無停電電源装置

停電時に約5分間使用できその後、通話録音装置を正常終了でき復電後、自動立上げします。

VR-750UPS YTⅡ

●据置タイプ
・寸法(mm)/質量(kg) 幅130×奥行345×高さ220/約12.5

VR-750UPS YR

●ラックマウントタイプ
・寸法(mm)/質量(kg) 幅422×奥行385×高さ43.5/約11

ラック取付金具(EIA規格)
RTK-4UB、RTK-4UC

関連情報

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