通話録音装置
VR-755/VR-765
多回線・長時間録音モデル
ハードディスク暗号化対応(オプション)で
セキュリティ向上!

主な特長
4Uサイズに最大96ch
- 本体4Uに最大96ch収容、アナログ・BRI・PRI回線を混在で接続することができます。
※VR-755P/755P R/755PS/755PS RモデルのみPRIラインボードが収容できます。 - 標準モノラル形式で最大70,000時間録音できます。録音を記録するハードディスクは二重化で信頼性を追求。
※Rタイプのみ対応
多彩な検索・再生機能
- 「日付」や「発着信情報」「再生フラグ」「メモ」などの多彩な検索キーで、膨大な音声データから効率的に検索できます。
- 各チャンネルごとの状態が一目で把握できます。また、通話中の音声をモニターできます。
- 通話履歴データ出力機能によりトラフィック管理に利用できます。
- クライアントPCからLAN再生ソフトVR-LS700(別売)によりネットワーク経由で検索再生できます。
▼検索画面例
【A】日時指定
【B】検索項目
【C】PBX連携検索
※「PBX連携」での検索は、PBX連携モデルのみ対応
▼再生画面例
選べる音質3タイプ
- 記録する音質は標準(8kHz2bit)・高音質(8kHz4bit)・最高音質(8kHz8bit)の選択ができます。
- ステレオ録音、非圧縮形式で保存する運用ができ音声の劣化が無く、音声認識サーバ(別売)などの外部システムとの連携が可能です。
▼録音・保存形式による最大録音時間
標準(G.726 8kHz 2bit) | 高音質(G.726 8kHz 4bit) | 最高音質(G.711 μ-law 8kHz 8bit) ※非圧縮形式 |
|
---|---|---|---|
モノラル | 70,000時間 | 35,000時間 | 17,500時間 |
ステレオ※ | 35,000時間 | 17,500時間 | 8,750時間 |
※BRI/PRIにて対応
▼送受話分離ステレオ録音のイメージ
音声データのバックアップに対応
- バックアップはブルーレイ・DVD-RAMが使用できます。
※バックアップドライブ非搭載モデル(VR-755S)を除きます。
▼バックアップ(録音ファイル保存形式:標準・モノラル時)
メディア | 容量(時間) |
---|---|
ブルーレイディスク(BD-RE 25GB 推奨品) | 3,000時間 |
DVD-RAMディスク(4.7GB) | 570時間 |
セキュリティ機能充実
- Windowsのドライブ暗号化機能によるHDDの暗号化に対応(BitLocker/出荷時オプション)。
PCI DSS対応など、音声データ管理のセキュリティを向上できます。※装置起動時にBitLockerキー(別売品)が必要 - 再生操作・音声管理・システム設定など運用方法に合わせたセキュリティ機能が充実しています。
冗長化構成で信頼性向上 【VR-765】
- ハードディスク・電源ユニットを二重化、冗長化により信頼性を高めます。
- 電源を落とさずHDD交換などが可能なホットスワップに対応。万一の障害時でもシステムの稼働を継続できます。

▼製品機種別表
バックアップ ドライブ |
HDD | 電源 ユニット |
ホットスワップ 対応 |
ラインボード | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
アナログ | BRI | PRI | ||||||
VR-755 | ● | シングル | シングル | ━ | ● | ● | ━ | |
VR-755 R | ● | 二重化 | シングル | ━ | ● | ● | ━ | |
VR-755P | ● | シングル | シングル | ━ | ● | ● | ● | |
VR-755P R | ● | 二重化 | シングル | ━ | ● | ● | ● | |
VR-755S | ━ | シングル | シングル | ━ | ● | ● | ━ | |
VR-755S R | ━ | 二重化 | シングル | ━ | ● | ● | ━ | |
VR-755PS | ━ | シングル | シングル | ━ | ● | ● | ● | |
VR-755PS R | ━ | 二重化 | シングル | ━ | ● | ● | ● | |
VR-765 R | ● | 二重化 | 二重化 | ● | ● | ● | ━ | |
VR-765P R | ● | 二重化 | 二重化 | ● | ● | ● | ● |
※VR-755P/755P R/755PS/755PS R/765P RモデルのみPRIラインボードが収容できます。
システムイメージ
音声データ集中管理システム VR-900CES(別売品)
- 最大500台の通話録音装置※の音声データを収集し長期保存・バックアップが可能、混在収集にも対応。
- 収集した音声は、LAN再生ソフトVR-LS900CESまたはWebブラウザにより検索再生が可能。
- 音声データは、RDXデ−タカートリッジにバックアップ可能。
→ VR-900CESの詳細はこちら
※ 対象機種は上記詳細ページをご覧ください
音声認識サーバ VR-TRS110(別売品)
- タカコム製通話録音装置※を音声認識対応。
- ニュアンス・コミュニケーションズ社の音声認識エンジンを標準搭載。標準言語モデルに加え独自用語(ドメイン言語モデル/追加辞書)を登録でき認識率の向上を図ることができます。
- 24時間運用の通話録音装置でもフルタイムでテキスト化処理に対応します。
- 音声データ・テキストデータは、RDXデ−タカートリッジにバックアップ可能。
→ VR-TRS110の詳細はこちら
※ 対象機種は上記詳細ページをご覧ください
主な仕様
回線種別 | VR-755/755S/765:アナログ/BRI 混在収容可能 VR-755P/755PS/765P:アナログ/BRI/PRI 混在収容可能 |
|
---|---|---|
起動方式 | 受話器上げ検出 | ●(BRI/PRIはDch情報による起動) |
音声検出 | ●(アナログラインボード) | |
外部制御 | ●(アナログラインボード) | |
録音 | 録音ch数 | 最大96ch |
録音媒体 | HDD | |
録音形式 | 標準(モノラル/ステレオ):G.726 8kHz 2bit 高音質(モノラル/ステレオ):G.726 8kHz 4bit 最高音質(モノラル/ステレオ):G.711 μ-law 8kHz 8bit |
|
録音時間 | 最大約70,000時間(標準モノラル時) | |
送受話分離ステレオ録音 | ●(BRI/PRI) | |
検索・再生 | 検索項目 | 日時指定・相手先番号・自番号・発着信区別・通話時間・表示名・再生フラグ・メモ・分類 (接続回線・接続方法により使用できない場合があります) |
再生機能 | 送受話分離再生・リピート再生・音声タイムスタンプ・メモの追加・通話のコピー・WAV変換 | |
クライアント | クライアントソフト | オプション:VR-LS700(5クライアント) |
クライアントOS | Windows 11 / 10 日本語版 ※1/2 | |
バックアップ時間/媒体 ※VR-755S/VR-755PS除く |
約3,000時間<ブルーレイディスク(BD-RE 25GB ※推奨品)> 約570時間<DVD-RAMディスク> (標準モノラル時) |
|
通話モニター | ● | |
HDD暗号化 | ● ※出荷時オプション/BitLockerキー(別売品)が必要 | |
セキュリティ機能 | ● | |
アラーム通知機能 | ● | |
通知データ転送機能 | ● ※LAN再生ソフト(別売品)が必要 | |
タイマー録音機能 | ● | |
時刻修正機能 | 外部接点・SNTP | |
環境条件 | 動作時 | 温度条件 5~40℃、 湿度条件 20~85% 結露なきこと |
保管時 | 温度条件 -10~50℃、 湿度条件 20~85% 結露なきこと | |
VCCI | クラスA | |
RoHS指令 | 適合 | |
電源及び消費電力 | VR-755:100V±10V 最大200W VR-765:100V±10V(冗長化電源) 最大200W |
|
寸法(幅×奥行×高さ) | VR-755:429×500×177 mm(ゴム足含まず)高さ4U VR-765:429×600×177 mm(ゴム足含まず)高さ4U |
|
質量 | VR-755:約19kg / VR-765:約23.5kg |
※1 Windows 11/10のSモードおよびARM版Windows 11/10は対象外です
※2 メーカーサポートが終了しているバージョンのOS、Webブラウザ、およびアプリケーションは対象外です
※ 製品の仕様は予告なく変更することがあります。※ 記載の社名・商品名は各社の商標または登録商標です。
別売品
アナログラインボード
VR-700-A8(VR-755用)
VR-720-A8(VR-765用)
8回線を収容できます。(最大収容枚数:12枚〈96ch〉)
※電圧起動、音声起動、外部起動をch毎に設定可能
PRIラインボード (INS1500回線用)
VR-700-D24(VR-755用)
VR-720-D24(VR-765用)
1回線(23ch)を収容できます。(最大収容枚数:4枚〈92ch〉)
※送受話分離録音(ステレオ録音)可能
BRIラインボード (INS64回線用)
VR-700-D4(VR-755用)
VR-720-D4(VR-765用)
2回線(4ch)を収容できます。(最大収容枚数:12枚〈48ch〉)
※送受話分離録音(ステレオ録音)可能
通話録音アダプタ用中継機
RM-200Ⅱ
通話録音アダプタに電源を供給し、通話録音装置との接続を中継します。
・寸法(mm)/質量(kg) 幅430×奥行200×高さ44/約2.3
接続ジャック数:標準8、最大16
(別売、中継機増設ボードRM-200-A8を1枚追加)

中継機増設ボード
RM-200-A8
通話録音アダプタ
受話器接続時に使用し、2タイプから選択できます。
SA-200S(録音スイッチ付)
受話器に接続し、音声を取り出します。
録音の開始・終了をスイッチでコントロールできます。
RM-200Ⅱと共に使用します。
・寸法(mm)/質量(g) 幅46×奥行141×高さ25/約85

SA-200
受話器に接続し、音声を取り出します。
RM-200Ⅱと共に使用します。
・寸法(mm)/質量(g) 幅46×奥行141×高さ25/約85

LAN再生ソフト
VR-LS700(5クライアント)
WindowsパソコンからLANを介してVR-755/765シリーズの操作ができます。
BitLockerキー
BLK-USB
Windowsのドライブ暗号化機能により、HDDを暗号化できます(BitLocker/出荷時オプション)。
装置起動時にBitLockerキーが必要になります。
無停電電源装置
停電時に約5分間使用できその後、通話録音装置を正常終了でき復電後、自動立上げします。
VR-750UPS YTⅡ
●据置タイプ
・寸法(mm)/質量(kg) 幅130×奥行345×高さ220/約12.5

VR-750UPS YR
●ラックマウントタイプ
・寸法(mm)/質量(kg) 幅422×奥行385×高さ43.5/約11

音声認識サーバ
VR-TRS110
通話録音装置 ※の音声データを収集し全文テキスト化。音声認識機能を低コストで実現できます。
→ VR-TRS110の詳細はこちら
※ 対象機種は上記詳細ページをご覧ください

音声データ集中管理システム
VR-900CES
通話録音装置※(最大500台)の音声データを収集できます。
→ VR-900CESの詳細はこちら
※ 対象機種は上記詳細ページをご覧ください
マルチ通報機
ADS-100
システム異常・バックアップアラーム・などのアラーム発生時に、自動ダイヤルで内容を知らせるメッセージ通報ができます。
・寸法(mm)/質量(g) 幅110×奥行40×高さ200/約400

ラック取付金具(EIA規格)
RTK-4UB、RTK-4UC(VR-755用)
RTK-4UD(VR-765用)
RTK-1UC(RM-200Ⅱ用)